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音の話


 

五感を磨くことはレヴェの

『自然体を取り戻すことで心身のコンディションを調える』

というコンセプトの土台だと思っています。

 

 

五感の中で今回のテーマは耳から感じる(聴こえてくる)音のお話。


トントンと まな板を叩く音。
パチパチと煮物の水分をとばしている乾いた音。
グツグツグツグツ炊いてる音。

 

焼き加減の判断や鮮度を知る時もこうした音に教えてもらいます。

 

お店では木のまな板を使っていますが木の種類によってまな板の音も違います。

 

一度 竹のまな板を 買いかけましたがすごく硬そうだったのでやめました。 

でもあのまな板は乾いた音が素敵でしたねぇ。。。

 

 

お店の食堂には宍粟杉を使っています。

床も天井も天然無垢の杉板です。

 

杉板を踏む足音は

突き刺すような音を吸収してくれ、温かみが感じられます。

同じ足音でもどこかホッとするような懐かしい気がするから不思議です。

 

触れると柔らかく

冬でも冷えきらず 

夏はさらりと気持ちよく 

 

足の裏から心底体温を奪われるような、フローリングとは大違い。

空気まで浄化された透明感を感じるようで、(行ったことないけれど)まるで天国です((笑))

水分を吸いやすいので まな板には向かないかもしれませんが、床にはお奨め。

 

おっと、脱線しちゃいました💦

 


レストランのフォークやスプーンが器に当たる音。 
和食屋さんの箸を割る音。汁や麺を啜る音。

落語の世界では臨場感に必要なこれらの音もお寺の御膳ではタブーとされているとか。

 

 

禅寺の食事風景は衣擦れの音以外、音をたててはいけないそうで実に厳か。 

 

食事は食べるという行為だけに集中しなければいけません。

食材そのものへの感謝と敬意、作り手への感謝と敬意をもって自分の身体の一部に戴くための儀式といったところでしょうか。

話に夢中で上の空で食事を摂るなど言語道断。

ガチャガチャ、クチャクチャとがさつに食べるのも失礼千万。

 


話し声はもちろん箸や茶碗の触れ合う音も
噛む音や飲む音さえもたてない事がマナーとされているそうです。

 

味わいに集中するということはできるけれど

食べる行為そのものに集中するのは意外に難しいかも知れません。

 


生活の中に溢れている 『音』から 少し離れて 静かな環境で 過ごすのは なかなか難しいかも知れないけれど

そうした環境に出来る限り近づける お店で ありたいと 私たちは考えています。

 

 

新年を迎えました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

コムンチョバコラム2

 

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author:Chia.H., category:お店のこと, 09:00
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