- 風鈴は楽器のよう
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2018.09.01 Saturday
写真は明日香村で見つけた南部鉄の鐘と篠山で見つけたお気に入りの和紙灯
お店には3つの風鈴があります。南部鉄。エッジの効いた清んだ音色。まっすぐ通る音。音量もあり重さもあるのがいい感じ。あの、風鈴の糸の先につける風受けの紙。風をもらいすぎず払いすぎずの形、良いのないでしょうか?たまに見かけますよね。ぐるぐる回ってすさまじく鳴り続けてる風鈴。紙の真ん中をくりぬいたり、ひし形にしてみたり。いろいろやってはみましたけれど、なかなか。。。好みを言わせてもらえばふわっとチリーンと鳴ってくれるのがいいかな。南部鉄の鐘は美しい大きな音色が素敵だけれど、風が強くて鳴りすぎると凄いことになるのです。火事の警報かってくらいにカンカンカンカン…ガラス。普通にそこかしこで売ってる懐かしいあの音です。色鮮やかで涼しげで、この音と麦茶があってスイカとくれば日本の夏。こちらは音よりむしろ見て楽しむ為の風鈴なのかなと勝手に思っています。聞き慣れた音だし夜にも耳にやさしい音。ちりりん…焼き物。知人の陶芸家が作った風鈴の音に惚れ込み初めて焼き物風鈴を入手。サスティーンも短く輪郭もはっきりしていてその上、手触りも優しい。風受けには和紙を使い、雰囲気もバッチリ。古民家とかそんな感じの空間に合いそうな。お店は築50年の建築物をリノベーションしているので今はこれをメインに鳴らしています。チンーッ…外国では風鈴みたいな何か、あるのだろうか?南米、北米 、欧州 、アフリカ…各国の 夏の風物詩ってなんだろう?さぁ、まだまだ9月は夏のなごりで蚊の季節。蚊取り線香炊いて風鈴の音聞きながら縁側でまったりと皆様をお越しをお待ちしております。コムンチョバコラム17
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