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秋だけど夏の大祓いの思い出

写真は秋の御神輿行列

 

 

この町に越して来たのは夏真っ盛りの7月でした。

この、昔から伝わる「 夏の大祓」という儀式をこの町に越して来た年に、越してきて間もない頃に体験しました。

 

神社には立派なのぼりが立ちのぼり お神楽が周り 縦笛の音とお囃子が鳴り響く…

まるで黒沢明監督の映画のワンシーンのように感じたことを覚えています。

 

お店は神社と同じ丘にありすぐ横隣なので、お神楽が神社への奉納の舞いを済ませると一番最初に 来てくれます。

越して来たばかりの私たちは参道や通りに出てきて見守る方々に交じって見学しながら

自分達の店にもお祓いをしてもらうにはどうすればよいのか、お祭りのマナーは誰に教わればよいのかと

焦って 近所の方にどう振る舞えばいいのかを尋ねて走り回ったことを思い出します。

 

心付けは 半紙にくるむことも この時教えて頂きました。

水と火の御札をいただくのです。

本来は台所に祀るそうです。

各地区の揃いの浴衣を着た若い衆は暑い中、

汗だくになりながら朝から夕方までかなりの広範囲を廻られて、

これが2日間続くのです。

 

昨年あたりから聞こえてきた噂では

やはりここでも 後継者となる若い衆が いなくて 練習できない時もあるそうです。

 

7月過ぎあたりから 夜になると ♪ ピーヒャラピーヒャラ♪ お囃子の練習が聞こえてくるのですが、

これを聞くと夏だなぁ としみじみ感慨深い思いに浸ります。

こういう伝統文化はどうにかして継承していって欲しいと心から思います。

 

お店がある丘はこの神社と神社に隣接したお稲荷様と参道沿いのお地蔵様が集まって居られる神様の丘となっています。

その有難い神聖な丘に私たちの店があるということが本当に奇跡だと感じています。

街中なのにこの丘には自然の生態系がそのまま存在しています。

小鳥たちが、虫たちが、爬虫類が、小動物たちが、自由に穏やかに共存している風景の中、神々に感謝する行事が脈々と受け継がれているということに日々感動するのです。

 

 夏の行事の中には地蔵盆というものもあり婦人会の方々がお世話されています。

このお地蔵様、なんと 江戸時代から あるそうです。

風景や 風習がひとつになって素敵な街が いつまでも続いて欲しいと思うのです。

 

だいぶ秋らしくなってきましたが うっとうしい暑さも 去ってしまえば 寂しいもの。

またピーヒャラ♪が聞こえる夏が恋しくなります。

その代わり秋にはお神輿のお祭りでここの神社に集まるそれは圧倒される光景です。

 

秋の御神輿。。。

夏の思い出を語っているうちに

今年もそろそろそんな季節になりました。

 

 

コムンチョバコラム19

 

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author:Chia.H., category:お店のこと, 20:53
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